「大石クリニックに通院して」/[東北への里帰り]

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大石クリニックに通院して
 
 大石クリニックに通院して1年9ヵ月が経とうとしています。その間に数え切れないくらいの事がありました。全部書くと200枚くらいになるので敢えて書きません。
 院長先生、特に担当の看護師さんをはじめスタッフの皆さんには大変お世話になりました。今の自分がいるのは大石のお蔭だと思っております。通院して、抗酒を服用し、飲まない自分が今ここに居ます。
 
 もし大石に通院していなかったら、今頃自分はどうなっているんだろうなと、ふと考えることがあります。今は大石に通院して良かったと思えるようになりました。少しは成長したんだなと思います。ちょっとだけね。
 お酒を飲まないと字も書けるし、ご飯も美味しいし、健康にも良いし、良い事ずくしです。良い事はその他にも沢山あります。

 あとは、このまま仕事と断酒を継続し続け、自立に向け、目標に向け、日々一日一日を大切にし、努力し、ガンバッて行きたいと、すごーく思っています。

東北への里帰り

 忘れもしない2011年3月11日、東日本大震災が起こりました。
 約20年ぶりに故郷に帰省して来ました。父と姉に会うために。父と姉は無事でした。すごく嬉しかったです。父とは約20年ぶりに再会しました。二人とも他人みたいにぎこちなく、話も長くは続かず緊張しっ放しでした・・・自分の親なのに・・・

 私の事は忘れられているんだと勝手に思い込んでいたのですが、父は忘れてはいなく、再会できた事をすごく喜んでいました。すごく嬉しかったです。

 姉とはたまにTELでのやりとりをしていましたが (毎回酔った勢いで)、1度ぐらいしらふでTELをかけられないのかと叱られた事を今でも覚えています。 父と同様、約20年という歳月が経っていたので姉の顔も分からないだろうと思いながら待ち合わせ場所に向かいましたが、やっぱり姉弟です、すぐに姉だと分かりました。父と同様、やっと会えた !! 二人とも、生きていてくれてありがとう!! と、心の中で叫んでしまった自分。 父とは違い、話がはずみ、あっという間の時間が経ってしまいました。

 街並みや自分の思い出の場所、遊んだ場所など色々ありましたが、全て津波に流されてしまっていました。夢であって欲しいと思いましたが、残念ながら現実でした。

 町は津波に流されて、何も無くなってしまいましたが、自分の心には昔のままの町が残っています。東北人はみんな笑顔で頑張って生きています。その姿が今でも頭に浮かびます。自分も頑張らなくてはいけないと思いました。(東北魂で ! ) 「今頑張らないと、いつ頑張るの?」と自分に問いかけています。

 去年の帰省と違い、今年の帰省は自分にとってすごく意味のある大切な帰省でした。とても幸せな時間を過ごして来ました。

Date: 2012/09/26/14:01:42 No.827