「通院して思う事」 デイ大石 : M・I

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大石クリニックに通院するようになって9ヶ月目になります。以前は大石に行くのが嫌だったけれど最近では自分から通院する気持ちになっています。以前は抗酒剤を服用する規則に抵抗を感じていましたが、今では抗酒剤にそれほどの不快感を感じずに済んでいます。 はじめの内は凄く苦いと思い、「バカバカしい」とも思っていましたが、月日が過ぎるうちにこの薬にも慣れてきました。習慣の力ですね。
以前は朝から酒を飲む毎日で、仕事にも酒を飲んで行っていました。そして、飲んでは身内に迷惑をかけていました。去年の4月、自分で思い切って家を出たのですが、今はこうして一人で横浜でアパートを借りて暮らしており、少しは自立できたのかなと思っています。大石に繋がり、何の不自由も感じず普通に過ごしている毎日で、家を出て結果的には良かったのかなと心やすんじる思いがしています。
人間関係も変わって来たし、生活スタイルも変わったなあと今つくづく感じ入っているのですが、その中で、「毎日大石に行かなければ、行くのが当然」と思うようになって来ています。そういう気持ちを大切にしたいと思います。今は、早く仕事をしたいという思いや、そこから来る強いプレッシャーもありますが,マイペースで行きたいと思っています。
横浜に来てもう1年が過ぎますが、環境もかなり変わり、多少なりとも不安はありますが、周囲の人々に支えられながら頑張っています。同じ病気の仲間との交わりの中で生活しています。医師を信じ、そしてスタッフを信じています。生活保護を受けてはいますが、そこから早く立ち直りたいと思います。平凡な生活で良いという考え方に以前とは違ってきた自分を感じています。体も心も落ち着いて来ました。何事も無理せず、焦らずのリズムで頑張って行きたいと思います。