75才で酒を止めました: しんさん(男)

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画像 仕事(港のコンテナ仕事)を60才で定年退職後3年ほどアルバイトをし、それも辞めてから酒量が増えました。昼間家で何もする事が無く、時間をもてあまして以前から好きだった酒を大量に飲むようになりました。それが祟ったのでしょうか、5年前に脳出血で倒れました。その後2年は断酒したのですが、一度酒を口にしたら又止められなくなりました。脳出血後週に3回通所しているデイサービスのケアマネさんやスタッフからも、酒臭いよと言われ、色々と心配をかけました。
 通院先のクリニックからも酒の問題を指摘されて大石クリニックを紹介され、今年の6月15日、大石院長先生の初診を受けました。大石先生から、「どうしても酒を止められないのなら久里浜に入院するか?」と言われ、鍵付きで格子窓のある部屋に入れと言うなら、もう大石に来ないと言って家に帰りました。その晩は、もう死んでも良いと思い、浴びるほどガブガブと酒を飲みました。でも死ねませんでした。そして死ねないのなら酒を止めるしかないと思い、断酒の決断に至ったわけです。最初の1週間はテレビの飲酒シーンを見ても飲みたくて仕方ありませんでした。そんな折、大石先生から本当に止められるようになるには半年~1年半かかると言われましたが、その言葉で逆に、よし、今日からきっぱり止めて見せるという思いになり、睡眠剤も処方してもらいながら、今日まで4ヵ月半断酒を続けています。11月1日で満75才を迎えますが、せっかく止められた酒を今後も止め続けたいと思います。今は飲酒欲求は全くありません。

↑表彰状
75才で断酒様
あなたは、日々努力を重ね、75才の誕生日で4ヶ月半の断酒を達成することができましたのでここに表彰します。
平成22年11月1日
大石クリニック 代表 大石雅之