断酒1年表彰:大石CL外来通院 T/N

NO IMAGE
画像

断酒1年を振り返って                                             大石CL外来通院 T・N <表彰状裏面>
 
 昨年1月、初めて大石クリニックを受診してからもう1年経ちました。
 
 何度も断酒に失敗していた私は、酒を止められるのかどうか自信もなく、何とかしなければという思いで通い始めました。2、3ヶ月たって転機となったことがあります。ある人に、私が断酒を続けているのを信用できないと言われ、とてもショックを受けました。こんなに努力して酒を断っているのに信用されないなんて、断酒をしている意味が無いと思ったのです。そして、傷つけられたと落ち込みました。
 その時、ミーテイングでこう言われました。「2,3ヶ月では信用されないのは当たり前です。何のために酒を止めるのか、自分のためでしょう」 今となってはたわいのないような事ですが、当時の私にとっては自分を振り返ることの大切さを教えてもらったエピソードだと思います。「自分はなぜ酒に溺れてしまったのか」、「どういう時に酒を飲みたいと思うのか」などを考えるようになったのもそれ以後のことです。
 断酒が1年、2年と続けば、だんだん酒の欲求がうすれ楽になりますと何度も言われました。1年を振り返って、私も変わってきたと実感できるようになりました。
 断酒は決して楽しいことではありませんが、断酒を続けることで今までと違った生活が送れます。これをどう生かすか、すべて私次第です。私を支え、励ましてくれた先生はじめスタッフの皆さんに感謝しています。 ありがとうございました。