一句

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一句

命の限り

又一句よろしいですか、
初詣に関して
「初詣 合わす手の中 何がある 強気心に 負けない心」
「神の前 今年は飲まぬ アルコール」
「何願う 神の前にて 断酒会」
ここでネットより

アルコール依存症治療の基本は、とにかく断酒、つまりアルコールを生涯にわたって絶つことです。酒量を減らせばいいのではないか、と思う人もいると思いますが、酒飲みが酒量を減らすことは極めて難しいのです。もともと依存症になる人は行動に抑制が効かない人が多いのです。しかも、お酒は酔うため、ある意味では抑制を開放するために飲むものです。4合のお酒で酔っていた人が、2合しか飲めないのでは、まだこれからという段階です。2~3日は我慢できても1週間と続かないのです。
といっても、すでに依存症に陥っている人が自力だけでお酒を絶つのは並大抵のことではありません。そこで、通院して医師の管理を受ける、抗酒剤を使ってアルコールを受け付けないような体の状態を作る、断酒会など自助グループに入ってお互いに励まし合いながら酒を絶つといった方法がとられるのです。
しかし、それでもアルコール依存症を克服するまでの道のりはかなり厳しいのが実情です。いったんは断酒できても、ほんの少しアルコールを口にするとまたたちまち以前の状態に戻ってしまいます。依存症に完治はないと言われる所以です。実際に断酒に成功する人も、2割ぐらいと言われています。
しかし、予備軍の段階であればまだ後戻りはできるのです。その方法として、アルコール依存症は迎え酒をきっかけに進行していくことが多いので、二日酔いするほど飲まないことが重要です。たとえば、コップ一杯のビールを肝臓で分解するには1 時間ぐらいかかります。日本酒1 合ならば3時間ぐらいです。とすると、翌朝6時までに体からアルコールを抜いておくには、夜9時までに日本酒を3合程度までならば2日酔いにならないという計算になります。もっとも、酔いには個人差もあるので、それぞれの経験から割り出して飲むようにしたいもの。また、迎え酒をしないという意味でも、日が高いうちから飲酒しないことも必要です。
そして、アルコールで肝臓障害を起こしている人は、まずガンマ・GTP(肝臓の機能を表す数字)が正常になるまで、お酒を絶ちます。もし、これができなければすでに予備軍の段階を越えている可能性が高いのです。そして、1カ月も断酒をするとみるまにガンマ・GTPの数値は下がってくるはずです。それと同時に、体調もよくなってくるはずです。こうした健康な体の爽快感を味わうことも大切なことです。
さらに、3カ月断酒を続けてみましょう。1カ月では、すぐに以前のように夜は飲酒、あるいはスナックや飲食店で一杯という生活習慣に戻ってしまいます。しかし、3カ月断酒をすると、お酒がない生活リズム、たとえば夜は読書やスポーツをするとか、家族と団欒の時間を持つなど別の時間割ができてきます。体調もよくなり、家族や友人との関係、経済面でも変化が現れるはずです。それが、お酒について考えるきっかけになり、過度の飲酒習慣に歯止めをかけることにもなるのです。
本当のアルコール依存症になってしまうと、酒を絶つには大変な努力が必要です。そして、日本は飲酒には寛容でもいったん依存症というレッテルを貼られてしまうと、社会的信用を回復するのは容易なことではありません。自分や家族が依存症に陥らないようにすると同時に、何とかアルコールと手を切ろうと頑張っている人を応援し、支えていくことにも努力していきたいものです。
最後に「酒なしの 毎日続く 断酒会」
「心願も 届かぬ事で 我思う 一歩踏み出す 勇気なり」
「It is a thing that the heart’s desire doesn’t reach either and my trowed one step is courage stepped forward. 」
失礼。

Date: 2011/02/04/20:15:02 No.624