収監者との文通 Bさんからの手紙

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収監者との文通

Bさんからの手紙

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当掲示板、
投稿No.555  No.582~581   
No.591~590 No,605~606
をご参照下さい。
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大石クリニック 鈴木達也様
 
お手紙、ありがとうございます。
今年もよろしくお願い致します。

正直、この矛盾する気持ちはずっと変わらない気がします。
しかし、私はしっかり更生しなければいけません。
更生したいと思っています。
私は、この矛盾する気持ちを持ち、生きなければいけないと今思っています。

前回の手紙に
 「被害者から許して貰えないから、自分は人間として
価値がない最低の人間だと考えたら、病気の思う壷
に嵌るだけでしょう」
このように書いて頂いていますが、私は自分の事を人間として価
値のない最低の人間だと思います。
仮にもし、被害者の方に許して頂いたとしても、私が人間として
価値のない最低な人間だという事は変わらない気がします。この気持ちも、ずっと持ち生きなければならないと思っています。

矛盾する気持ちは変わらないと思っていますが、更生して、社会に
戻り、しっかり生きていきたいという気持ちの方が、やはり強い気
持ちです。

正直、私はこれから具体的に、被害者の方に対してどういう謝罪が
できるか分かりません。
当たり前ですが、被害者の方は、私と関わりたくないという気持
ちだと思います。
被害者の方全員に謝罪文を書いたのですが、全員が受け取って下さ
る訳ではありません。
手紙を受け取って頂いても、許して頂ける訳ではありません。

大石クリニックにお世話になっている、性犯罪で刑務所に入ってい
る方は、どういう謝罪をしていますか? もし何かあれば教えて下
さい。
                    平成23年1月4日
                         B

Date: 2011/02/23/23:25:13 No.629