断酒2年に当たって:大石CL外来通院 K

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    表彰状
          K様
あなたは、当院に通院し
2年間にわたり断酒を継
続されました。
その地道な日々の努力
に敬意を表し、ここに表
彰致します。
 平成23年4月22日
  大石クリニック
   院長 大石雅之 印

      断酒2年に当たって;A(表彰状裏面)
私は大のスポーツ好きで、若い頃には水泳で国体にも参加
しました。そんなスポーツで鍛えていた身体でしたが、その
一方で、大の酒好きで昔は毎日飲酒していたためでしょうか
、人間の生身の体にいつしかアルコールが害悪を加えるよう
になり、定年退職後の平成16年には胃の手術を受けました。
その後は、飲み会なども自粛し飲まないよう気をつけてはい
たのですが、どうしても避けられない酒席に出ると、まあ一
杯だけの思いから、ついつい多量の酒を飲んでしまい、家族
や周囲の人々に多大な迷惑を掛けていました。
そんな状況が続く中での平成21年4月15日の事でした。
町内会の酒席で深酒をしてしまいブラックアウト(一時的な
記憶喪失)状態に陥り、自宅までの50メートルの距離さえ
自力では戻れず、町内会の3人の方々に家まで送り届けて貰
う事態に至りました。その時は流石に自分でもこれは拙いと
思って、断酒を決意しました。それでも、お祭りの日に1~
2杯ぐらいならと思いながら飲酒欲求と闘う苦しみを見かね
た妻が大石クリニックでの受診を薦めてくれて、我慢の断酒
を始めてちょうど一ヶ月後の平成21年5月16日、妻と一緒
に大石クリニックの門を叩き、初診を受け専門治療の下での
断酒生活が始まりました。以来2年間、主治医である院長先
生の貴重なアドバイスを受けながらの断酒が続いています。
お蔭様で、この2年間一滴のアルコールもこの体に流れ込
んでいません。今は、午前中は新聞や読書で過ごし、午後は
ウオーキング(4~5km・冬の寒い日は2kmぐらい)といっ
た日々を過ごし、体調はいたって良好です。時折、飲みたい
なと思う時もありますが、飲まずに時を過ごせるようになっ
ています。飲んだら体は?、家族は?の思いを忘れずに、酒
の無い健康で、平穏な毎日を続けたいと思っておりますので
、今後とも宜しくお願い致します。